【活動紹介】タシマボーリング「お嬢サバ事業」を⾒学
2022/10/27
10 ⽉ 27 ⽇の例会後、株式会社タシマボーリング(新網代港)への職場訪問を⾏いました。
⾒学させて頂いたのは、陸上養殖「お嬢サバ」事業です。
⽥島社⻑様より陸上養殖を⾏う意義として、地球規模で問題視される温暖化や様々な⾃然災害により、海でとれる⿂が減ってきている事から、SDGsの観点から“陸上養殖”に⽬を付けられたと話されました。
養殖の要となるのは、“こだわりの地下海⽔”のようで、そこには、タシマボーリング社の地下⽔を掘って汲み上げる技術が使われています。
開始から1年数か⽉が経過し、当初初めて⽔槽に⼊れた稚⿂が⾃ら掘ったこだわりの地下海⽔で育ち、出荷できることがうれしく思うと話されました。その様⼦から、誇りをもって取り組んでおられる事がうかがい知れました。
養殖を⾏っている⽔槽は全部で9基あり、1つ50トンもの容量があるそうです。また、それぞれにブルーやミント等、別々の⾊がついていたり、⽔槽ごとに⿂を放つ時期を変え、オリジナルのエサを使⽤する等、様々な⼯夫が凝らされています。オリジナルのエサには、廃棄せざるを得ない⿂を利⽤しているとの事で、ここでも SDGsに取り組まれています。
他にも、⽔槽ごとに掃除機を設置し、飼育員の⽅が毎⽇丁寧に清掃を⾏われているとお聞きし、とても⼤切に育てていらっしゃる事が伺えました。
説明の後には、「お嬢サバ御膳」をいただきました。
脂の乗りが良く、⽢みもあります。⻘⿂独特の臭みがないので、いくらでも⾷べられそうです。
⾃然豊かで⾷材も豊富な⿃取県に、またひとつ⾃慢の名産がある事を認識できた職場訪問となりました。