鳥取ロータリークラブでは、ロシアによる軍事侵攻が続くウクライナ情勢を踏まえ、株式会社北条ワイン醸成所取り扱いの「ウクライナ支援ワイン」の購入を行う事といたしました。

また、クラブ内でウクライナに対し関心を深めたく、同社代表取締役山田和弘社長の令夫人でウクライナご出身のピロゴヴァ・マリーナ様に、卓話を行っていただきました。

冒頭、マリーナ様より「誰もがウクライナを離れ生活ができるわけではなく、様々な理由や想いがあって、国に残り支援を必要としている。」「ワイン購入による支援はもちろん、日本や鳥取県の方々の温かい助けにうれしくありがたく思っています」と感謝を伝えられました。

ウクライナでは、100円でもしばらくの間家族を養うこともできる様で、ワイン購入で送られる支援についても大きな意義を感じました。

２色で構成される「国旗」については、青は“空”を、黄色は“麦畑”をイメージされているとお話しいただき、ウクライナが自然豊かで広大な大地に適した農業が盛んな事が国旗からも想像できます。

民族衣装、伝統料理の「ボルシチ」や「ヴァレーニキ」、広大な大地で豚・牛・羊・馬の飼育が盛んな事など、ウクライナの歴史や文化についてもお話しいただきました。

最後に、「この戦争が終わりを迎え、皆でウクライナの平和と自由を祝いたい。笑顔で平和に過ごせる日々が訪れることを夢見ている。子供たちの幸せな未来の為に負けるわけにはならない」という強い決意と、「平和の為に共に頑張りましょう」とメッセージを送られました。

ウクナイナをはじめとして「助けを必要としている人達は世界中にいる」事を理解し、少しでも支援の輪が広がること切に願います。

ピロゴヴァ・マリーナ様、北条ワイン醸成所山田社長様、貴重なお話しを聞かせていただきありがとうございました。