ロータリー交換留学生が来日
2023/11/21
これまでになく猛暑といわれたこの夏、アメリカコロラド州のオーククリーク市から男子高校生が鳥取にやってきました。
17歳のChristopher James Roseくんです。
8月13日午後8時30分、無事に鳥取空港に降り立ちました。空港にはロータリアンやその家族、そして2690地区青少年交換委員会から鳥取西ロータリークラブの小林一氏など総勢20名が空港で出迎えました。
青翔開智高等学校1年に編入することになり、8月18日に学校が始まるまでの間、通学や日常生活に必要な準備などに追われ、クリス君にとっては慣れない日本での慌ただしい日々だったと思います。
それ以上に、湿度の高い日本の猛暑に慣れることの方が、異文化での初めての生活に慣れることよりもずっと難しいことだったかもしれません。コロラド州の山での生活は、気温は同じでも湿度が低くて過ごしやすい気候ですので、日本の暑さにはかなり参っていただろうと想像しています。
それでも、体調を崩すこともなく、元気に学校初日を迎え、通学を始めました。
<学校初日の登校前に撮影>
日本語会話はまだ十分ではないため、クラスメートと友達になるまで時間がかかるかもしれませんが、クリス君の日本語力は着実に上達しています。クラスメートの名前を覚えるために、ノートに全員の名前を書き、写真を見ながら名前と顔が一致するよう練習していた姿を見ると、早く友達を作りたいという気持ちの表れなのだろうと思いました。
学校では、授業を理解するのに苦労しているようですが、体を動かしたり鍛えたりすることは得意で、腕相撲でクラスメートと競いました。バドミントンクラブに所属しており、冬はスノーボードを楽しみにしている様子です。
<学校通信より>
ロータリーの活動にも積極的に参加しています。月に1度のクラブ例会への参加時には、会員の皆さんのお顔と名前が覚えられるよう入口でご挨拶をしています。
<クラブ例会にて>
例会のほかに、これまでに下記のロータリー行事にも積極的に参加してくれました。
・8月26日(土)交換留学生のオリエンテーション(松江にて)
・9月3日(日)ロータリーカップサッカー大会の準備をサポート
・9月10日(日)車いすマラソンの給水をサポート
・10月8日(日)砂丘一斉清掃に参加
・10月22日(日)ロータリー地区大会に参加(松江にて)
<ロータリー地区大会にてほかの交換留学生と共に>
その他、ホストファミリー(竹内家)の家族行事に参加するなど、週末も忙しい日々を過ごしています。
10月からは、週末に国際交流財団の日本語教室にも通いはじめ、試行錯誤しながらも日本の生活に順応しています。
10月28日には18歳の誕生日を迎えました。
<Happy 18th Birthday!>
家族でお祝いの食事に行く途中に、某所でたまたま出会った影井社長からも“Happy Birthday”と暖かいお祝いの言葉をかけていただきました。
共に過ごす時間を大切にしながら、一年間クリス君を見守っていきたいと思います。